和 名 フトアゴヒゲトカゲ 学 名 Pogona vitticeps 英 名 Bearded Dragon
目 名 有鱗目トカゲ亜目 科 名 アガマ科 属 名 アゴヒゲトカゲ属
生息域 オーストラリア中〜東部 生息場所 内陸部 食 性 雑食性
行 動 昼行性 繁殖形態 卵生 全 長 約40〜50cm

☆フトアゴヒゲトカゲとは?

フトアゴヒゲトカゲは大きな頭部と比較的扁平な体を持ち、頭の後ろや体側部にトゲ状のウロコが並ぶのが特徴的な中型のトカゲです。

下顎から喉にかけてもトゲ状のウロコを持ち、興奮すると喉を膨らませて口を開け、相手を威嚇します。また、喉を黒く発色させることから、これをあごひげに見立てたことがアゴヒゲトカゲの名の由来になったようです。


大きさは全長40〜50cm程度ですが、中にはジャーマンジャイアントのように60pを越える個体もいます。サイズ的には小さ過ぎることもなく、大き過ぎることもないので手頃なサイズといえるかもしれません。


繁殖形態は卵生で、産卵数はメスの体格・体調に左右されるようですが、約10〜30個程度です。

卵は鳥の卵のように硬い殻ではなく、皮のように柔らかい殻です。


食餌は昆虫や、小型のトカゲなどの小動物を主食とし、花や葉といった植物質も摂食する肉食傾向の強い雑食性といわれています。


寿命についてはデータが少ないためか、はっきりしたものはありません。一般には6〜8年といわれていますが、国内でも10年とか海外では12年生存したっていう話もあるようです。


生態は昼行性で、オーストラリア中〜東部の内陸に生息し、現地では、森林地帯から砂漠地域までの様々な場所に生息しています。

基本的には乾燥した環境に多く、野生下では立木に登る等立体的な活動も行うようです。


日中はバスキングしている姿がよく目撃されるようですが、これは、外温動物であることから自力で体温調整することができないため、太陽光などの熱エネルギーを吸収して体温を上げるためです。

バスキング中は体温調整するとともに、紫外線を浴びてカルシウム吸収のためのビタミンD3を作り出してもいるようです。


性格は他のトカゲに比べて基本的に大人しく、人慣れしやすいといわれています。

ただし、中には性格的に慣れにくく、威嚇や逃走行動をとり続ける個体もいるようです。


体も頑健で病気も少なく、飼育・繁殖に関しても比較的容易なため、トカゲ飼育の初心者にも勧められる種といわれています。


フトアゴ原産国であるオーストラリアは自国の野生動物の輸出を厳しく制限しているため、現在流通している個体の多くはアメリカ等の国外で繁殖されたものですが、国内での繁殖例も確実に増えていて、そうした国内CB個体が流通している例もだんだんと増えてきています。


最近では体色変異を品種として固定することも盛んに行われており、特に色の鮮やかな品種・個体はかなり高価な金額で取り引きされています。